柏木秋子は5歳の時に見た悪夢に悩まされていた。そんな時、悪夢に見た異様な眼を持つ男が現れ、秋子を襲った。妹の夏子も男の術中にはまり手先となる。手掛かりは夢にあった。恋人・佐伯の催眠療法により失われた記憶を求めて、二人は悪夢に現れる洋館を訪ねた。そこで男の正体を知ることになった。男は秋子を花嫁に迎えるため、彼女が成人になるまでずっと待ち続けていた。そして、時は訪れた――。 After a coffin is delivered to a sleepy little Japanese town, o
八ヶ岳山麓にある女子学園を舞台に、東京から赴任して来た青年教師が、夜毎女子学生を襲い、その生血をすする吸血鬼と対決する。“血を吸う“シリーズの最終作だが、第2作で初登場した岸田森の吸血鬼がここでも迫力十分の演技をみせる。
激しい雷雨の夜、婚約者の野々村夕子に逢いに屋敷を訪れた佐川和彦は夕子の母から、半月前に起きた夕子の事故死を知らされる。夕子の死を信じられぬまま屋敷に泊まることになるが、雷鳴と共にかすかに女の泣き声が聞こえてくる。ある部屋の前に立ち止まりドアの鍵穴を覗くと誰かが座っている。その部屋に入り、クローゼットを開けるとそこに夕子が…その瞬間和彦は後方から誰かに殴られ気絶した。気がつきふと部屋の窓の外を見ると夕子の姿が――。 婚約者に逢いに行ったまま戻らない兄・和彦の消息を訪ね、佐川圭子は恋人の高木浩と共に